モニちゃんの所属事務所・結果その2
モニちゃんの家に来るのは久しぶりでした。
母「ごめんね急に呼び出したりして」
る「いえ、大丈夫です。モニちゃんのことですよね?」
母「そうなんだけど、翔くんご飯は?」
る「賄い食ってきたんで大丈夫です。(モニちゃんのところへ)行きますよ」
モニちゃんは2階の部屋に篭っていました。
母「瑠美、翔くん来てくれたわよ」
モ「勝手に開けないでよもおお💢」
ちょっと話聞いてやって、とその場を任されました。
モニちゃんはすっかり意気消沈な様子で
気まずそうに下を向いていました。
なので僕は、その肩ズドンと強めに叩いて
る「おつかれ!😆」
と言ってやりました。
明るく話せる雰囲気にしたつもりだったんですが、
モニちゃんは泣いてしまいました😭
モ「もうダメ、涙止まらない」
モニちゃんがひとしきり泣き止むまで
僕は反省タイムで黙っていました。
でも溜め込むより泣いた方が予後は良い……はず……だよね? ですよね?
モ「事務所、ウィーゼルの提携先に決まりかけたのに、蹴っちゃったんだ」
る「どうして蹴ったの?」
モ「KITSUNEBIを辞めろって言われたの」
ウィーゼルは春からフリー素材事業を立ち上げるみたいで、
事務所としてはスポンサーの同業種を掛け持ちは認められない、と
その場でKITSUNEBI脱退を迫られたそうです。
バンドメンバーはその時既に契約書を書き終え
モニちゃん1人のサインを残すところでした。
KITSUNEBIを辞めるつもりはないと言うと
メンバーも同調し、契約を破棄してもらうよう申し出ました。
でも
事務所は既に契約が成立しているとして破棄を認めてくれませんでした。
解除をするなら違約金を払う必要がある、と。
モ「違約金、一億だって」
る「一億!?」
新人アーティストをバックアップするために色んな企画が準備されていて、
会場費や人件費など既に莫大な費用が出ているらしいです。
る「いやそんなのありえないでしよ。説明不足の契約なんて無効だよ」
学校の先生も同席していましたが
契約とはそういうものだと、事務所側につきました。
とても払える額ではないので
メンバーたちはそのまま契約続行となり、
モニちゃんだけが契約を辞退することになりました。
当然、事務所に所属していないヴォーカルとの活動が許されるはずはなく、
実質、モニちゃんはバンドからも脱退することになってしまいました。
2025.3.22
るるい
0コメント