木常日ふるさと祭り③武士様のお手

こんにちは、フルカです🌸
花火大会の日記その3️⃣です

前回のモニちゃんとるるい君のお話
私はまったく気づかずびっくりしました😳
そんなことが起きていたなんて😅

同じ頃、私は2人の後ろで
アクシデントに見舞われていたので
どうかお許しを〜😂

歩行者天国はあまりにも人が多いので
1番小さい私はみんなとはぐれないよう
なるべく隙間を開けずに歩くなど
気をつけていました🐢

ところが
大柄な学生さんの団体とすれ違う際
向こう様のカバンに引っ掛かってしまったのです😅

反対の流れに呑まれかけたところ

「さや」

と、秋雨さんが私を引き戻してくれました

武士様のお手に触れる
またとない機会🥹‼️

……なのですが

触れた瞬間
私は重大なことに気がつきました⚡️

それは私の小さい頃に遡ります🐣

ひどい風邪を引いて何日も寝込んでいた時
誰かがずっと私の手を握っていてくれました

母とも父とも違う手だったため
私や家族の間では
ご先祖様が守ってくれたのだろう
という結論になっています

私は夢を見ていたのだろうと

苦しくて不安だった私を
励まし続けてくれた手の感覚は
今でも鮮明に覚えています

なので間違いありません

その手の主は
秋雨さんでした
「後ろにいな」

私を引き戻すと秋雨さんはそう言いました
はい、と、ひとまず従う私

もう手を放されてしまいましたが
またはぐれたら怖いのでと
お袖に掴まらせてもらいました🙉

ご先祖様ならときめき厳禁だとしても
武士様のお背中は尊すぎます……😭

前後に並んでしまったので
それ以降、会場に着くまで秋雨さんと私は
ずっと無言のまま歩いていました

それから数十分後

(あれ? そういえば……)

花火を見ている時に
もう一つ重大なことを思い出しました

先ほど秋雨さんは私のことを
「さや」と呼びませんでしたか……と🤔

周りの浴衣姿を見て
明治に帰ったような気分だと言っていたので
咄嗟に出てしまったのかもしれません

ですがこのパターンは紛れもなく
亡くしたという大切な方のお名前ですよね

令和に来てからもずっと
さやさんのことを思い続けていたのでしょう

秋雨さんはいつも私に
親切にしてくださいますが

実は、今まで一度も
名前で呼ばれたことがないのです🥺

秋雨さんにとって
「私(フルカ)」とは
どういう存在なのでしょうか

ちょっと気になってしまいました


2024.9.6
フルカ

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